小学3年生が囲碁で集中力が上がった話
こんばんは。ハルサムママです。
今日は午前中息子のハルサムの囲碁教室でした。
いつものように講義の後、対局です。相手は教室に来ているハルサムと同じ小学3年生の女の子のお父さんです。このお父さんの棋力は3段です。
今回はハンデ無しで対局をしました。
ハルサムが言うには序盤はかなり思い通りに打てて、優勢だったみたいです。
それが中盤に入ったあたりで悩んだ末に打った手が悪かったようで、一気に形勢が変わったと言っていました。
終盤までどちらが勝ったかわからない展開が続き、終局です。
結果は・・・
引き分けでした。囲碁の世界では引き分けのことを持碁(じご)といいます。
ハルサムは途中で負けかなと思っていたらしいのですが、なんとか踏みとどまったようです。
相手の方からはとても強いと褒められていました。
その方は、私にハルサムはまだまだ強くなりますよと言ってくれました。親としてはうれしいことばです。
教室が終わり、家に帰るのかと思いきや先週同様、碁会所に行きたいというので、外で昼ごはんを済ませ碁会所に送ってあげました。
なぜか、そのお昼ごはんのことを今夜、学校の宿題の日記に書いていました。
囲碁のこととか書くことはいっぱいあるはずなのによりによって昼ごはんのことなんて。どれだけ普段良いものを食べさせていないか先生にバレてしまいます。
今日のお昼ごはんは近所にある行列のできないラーメン屋のラーメンなんですが。
碁会所にはオーブンする5分ほど前に到着しました。
結構碁会所ってオーブンが遅いんです。今日行った碁会所は午後1時オーブンです。他の碁会所も大体それくらいのところが多いです。
碁会所に入ると席亭の方ともうひとり碁会所にいました。
席亭ではないもうひとりの方がハルサムを見るなり一緒に打とうと言って対局を申し出てくれました。
その方はその碁会所で一番強い人です。棋力は8段あるそうです。
その人はほとんど土曜日にしかその碁会所に来ません。ハルサムはこの方と打つために碁会所に来たかったようです。
今まで何回か対局をしてきてハンデありでも一度も勝てていない強敵です。
果たして今日は勝てるのでしょうか?
結果は今回も5子のハンデで2回対局をして2回とも負けてしまいました。
この人に勝つまでは間違いなくこの碁会所に通い続けることでしょう。
この日も夕方5時までひたすら大人と打ち続けました。
同じ小学3年生と比べると、 集中力は並み外れてあると思います。
例えば夏休みの宿題を夏休み初日に2時間あまり休まず半分以上終わらせていました。
一度集中すると目標としているところまでひたすらやり続けます。
集中力は簡単に鍛えられるものではないので、囲碁様様かもしれません。この集中力が勉強にも発揮されているようで、囲碁を始めてから学校の勉強には苦労したことはないと思います。
こういう効果があることをもっと多くの人に知ってもらい、囲碁をやる人が増えてくればいいなと思う今日このごろです。