小3の息子が囲碁での成長を見せてくれました。
こんばんは。ハルサムママです。
今日も午後から息子のハルサムは囲碁教室です。
先日囲碁大会で優勝した碁会所であります。
この教室の先生は囲碁のプロ棋士を目指していた方ばかりです。昨日の囲碁教室より明らかに先生の実力は上です。
囲碁はプロを目指す場合、基本的には院生と言って日本棋院の中で練習生になる必要があります。
この教室の先生は皆、元院生なのです。
その分授業料も高いです。こちらは月謝制ではなく1回ごと支払います。毎回参加するたびに2000円支払います。
ただ、先日の囲碁大会で優勝した時に賞品として教室5回分のチケットをもらいました。これを使って今日は受講しました。
さすがにプロを目指していたこともあって、生徒との指導対局は3人まとめて行います。
これを多面打ちと言います。
今日の生徒はハルサムを除いては皆大人です。しかも、ハルサム含め初段以上です。
そんな指導対局でハルサムはハンデとして4子おいてやったそうです。
今まで大差で負けていたのが今日は1目負けとあともう少しのところまでいけました。
最近対局を多くやっているせいか、ハルサム自信も強くなったと感じているようです。
指導対局では先生もかなり強くなったと太鼓判を押してくれました。
これほどハルサムにとって嬉しいことはありません。俄然やる気が出たようです。
教室のあとは碁会所に来たお客さんと自由に対局ができます。この碁会所に来るお客さんは皆強者ぞろいで、ハルサムはほとんど勝ったことがありません。
今日も厳しい戦いになるだろうと思いつつ、しばらく席を外しました。
2時間ほどで戻ってくると、その碁会所の席亭さんから驚くべきことを言われました。
今日は私が戻ってくるまでに2人と対局をして負けていないというのです。
対局相手はすべてハルサムより上手ばかりだったようです。ハンデはあったとは言え、すべて中押し勝ちしたとのことでした。
そのうちの1人は3段の小学4年生の男の子だったそうです。
私が戻ったときにはいなかったのですが、ハルサムはその子と今までに3回対局をして一度も勝ったことがないとのことでした。それが今日は互い戦(ハンデなし)にて、ハルサムのペースのまま中押し勝ちを収めたのです。
そして、私が戻った時もまだ他の方と対局をしていました。
相手の方は7段ということです。ハンデは4子。
以前も対局をしたことがあるそうですが、全く歯が立たず中押し負けを期した相手だそうです。
さすがにこの方には負けるのではないかと、遠目で対局を観ていました。
すると私が戻ってから30分ほどして、相手が投了したのです。
投了した相手の方がハルサムに自分のどの手が悪かったか聞いています。
驚いたことにハルサムは1から今まで打っていた対局を並べ直し始めたのです。
これには正直びっくりしました。対局が終わったばかりとはいえ、最初からよどみなく並べ直している姿につくづく成長を感じました。しかも、相手の悪かったところを指摘しているのです。
囲碁は短期記憶がよくなると言うことを読んだことがありますが、まさか自分の息子がそれを体現してくれるとは思ってもみませんでした。
ある意味今日はハルサムの成長を見せつけられた1日になりました。