小3の息子が囲碁大会で優勝しました。
こんばんは。ハルサムママです。
今日、いつも行っている碁会所での囲碁大会がありました。
囲碁大会と言っても大きな大会ではなく、参加者40名ほどの小さな大会です。
とはいえ、息子のハルサムにとっては紛れもない大会です。
昨夜は大会に備えていつもより30分以上早く寝ました。こんなこと滅多にありません。いつも早く寝てくれると助かるのですが。
大会は午後1時から始まります。
この碁会所までは電車で1時間ほどのところにあるので少し早めに最寄り駅まで行きました。
昼ごはんを食べ、対局の準備を万端に整えました。
1時少し前に会場となる碁会所に行くとかなり多くの人がいました。
それも大人ばかり。参加者で子どもはハルサム1人でした。
今回の大会は3つのクラスに分けられています。
高段者クラス、段位クラス、級位クラスです。
今回ハルサムは級位クラスに出ます。
この級位クラスに子どもが出ると主催者側も思っていたようですが、やはりコロナの影響か、ハルサム以外子どもは誰も来なかったようです。
というわけで参加者の中に級位者が1人もいないため、初段の人をすべてが級位クラスに回されました。これは予想外の展開です。級位クラスは12名で争われることになりました。
棋力が皆同じなのでハンデもありません。
本当の真剣勝負です。それでもハルサムはそんなのどこ吹く風です。
とりあえず対局ができれば嬉しいのかもしれません。
この大会は4回対局を行い、4回とも勝った人が優勝です。
開会式らしきものがあり、ハルサムの対局が始まりました。そこで私は碁会所の中が密になるので外に出ることになりました。
経過はハルサムがメールで教えてくれることになりました。
気にはなりますがしょうがないです。
私が外に出てから30分ほどしてハルサムからメールが来ました。初戦は相手が投了して中押し勝ちしたとのことです。
これにはホッとしました。大人ばかりなので場の空気に飲まれてしまうのではないかと心配していたのですが、杞憂でした。まあ、いつも大人とばかり対局しているので慣れてしまったのかもしれません。
その後1時間ほどしてまたメールが来ました。2回戦も勝ったとのことです。
順調に勝ち上がっているようで良かったです。
それから3回戦も勝ったと連絡が来ました。あと1勝で優勝です。
しかし、そう簡単には行かないと思います。
さすがに優勝がかかる1局は見たかったので碁会所へ向かいました。
ちょうど4局目が始まったところに到着しました。
ハルサムはいつもと変わりありません。淡々と打っています。
相手は50代くらいの男の人でした。なんか見るからに強そうです。
盤面を見ても私にはどちらが優勢かわかりません。ただ、そばで見ていた人たちはハルサムが優勢と言ってくれたので、少しホッとしました。
終局まで打ち進め、ハルサムが4目半で勝ちました。これで優勝です。
ハルサムはとても嬉しそうです。
今年2月に出た大会では準決勝で敗れ大泣きしていました。あそこまで泣いたのは見たことがなかったです。
でも、その涙が今日の日につながっていることをハルサムは教えてくれました。
この大会での優勝は以前の大会よりも自信につながると思います。なんせ、大人ばかりの大会での優勝ですから。
表彰式では、主催者の方から、次回は段位クラスで出てもらうので、頑張ってくださいと言われていました。さらに、表彰式では賞品も出ました。
その賞品というのは、その碁会所の囲碁教室の5回分のチケットです。
これは親として助かります。毎回、囲碁教室に出るたびに2000円の出費が痛かったので、しばらくはお金を気にせず連れてきてあげることが出来ます。
それにしても今日のハルサムの立ち居振る舞いを見て、だんだん大人になっていってるんだなと少し寂しさも覚えました。
まだ小学3年生とはいえ、あと何年かすれば、私から少しずつ離れていくんですよね。
だからこそ1日1日をしっかり一緒に過ごしていきたいものです。