壁にぶつかった子供にはきっかけが必要だと感じた話
こんばんは。ハルサムママです。
今日はハルサムは小学校から帰ってから、近所に住む囲碁の先生の個人レッスンに向かいました。
この先生は4段あります。現在ハルサムが土曜日に通う教室の先生をしています。
先々週から週1回近所の公民館で放課後、対局と個人レッスンをしてもらうようになりました。
この先生とハルサムが最初に対局したのは半年ほど前です。その時は全く相手になりませんでした。
その後、しばらく新型コロナウイルスの流行で対局をしていなかったのですが、5月の終わりくらいからネットで対局をするようになりました。
その時は4子のハンデをもらっての対局でしたが、ハルサムは全く歯がたちませんでした。
その後もたまに相手をしてもらっていました。
それが近所の公民館の活動再開とともに囲碁教室も再開され、その先生のいる教室に誘われました。ハルサムも元来負けず嫌いなので、その先生にリベンジするためにその教室に行くようになりました。
その教室はもともと初級者向けの教室です。
教室の他の生徒は皆ハルサムよりもかなり下の級の子供達ばかりです。
それでも、先生との対局の時間のためだけに通っています。
その教室でのハルサムのやる気を評価してもらい、定期的に面倒を見てくれるようになりました。
そして、今日の対局です。
今日は先生とは互戦といってハンデなしの対局をしたようです。
4回の対局を行い、2勝2敗とのことでした。
先生いわく、4局ともすべて互角に打ち合っていたようです。先週はひどい碁が多かったのにその進歩に驚いていました。
この驚くべき進歩には理由があります。
一昨日、私が検索したある人の書いた囲碁ブログの中で強くなるために、毎日詰碁を1000問解いていたという話が載っていました。
それをハルサムに見せたところ非常に興味を持ち、「今日から詰碁を毎日たくさんやる」と言い出しました。
私としてはハルサムがその日、対局で負けてばかりだったので、すこし気分転換ができればと思いそのブログを見せただけだったので、その言葉に驚きました。
そして、その日の夜からその言葉を実行に移しました。家にある詰碁の本を並べて、寝る時間になるまでひたすらやっていました。
初日に解いた詰碁の数は500問ほどです。1000門には遠く及びませんが、私からするとものすごい数です。
更に今夜も詰碁を解いていました。今日は600問を突破していました。
日に日に詰碁の解ける数が増えていきます。
これだけの努力が実を結び今日の先生との対局につながったのかもしれません。
いままで詰碁の本を買っても1,2回解くくらいで終わっていたのが、何回も何回も繰り返し解いています。
何がきっかけで変わるかわからないものです。
今回学んだのは調子が悪いときほど、何かのきっかけを親として与えてあげることが重要であるということです。でも、それは押し付けではいけないということも、今回学びました。ある情報を提示して、本人がどう感じてどう行動に移すかは本人に任せることも重要なのだと思います。
囲碁に限らず、もしお子さんが壁にぶつかっているときは、何かのきっかけを気づかせてあげることそれが親の勤めなのかもしれません。