小3の息子が囲碁の初打ちを楽しみました。
こんばんは。ハルサムママです。
今日は息子のハルサムが囲碁の初打ちでした。
初打ちといっても現在コロナウイルスが感染拡大しているため、ネットでの対局となりました。
本当は碁会所に行っての初打ちを検討していたのですが、これだけ不要不急の外出自粛が叫ばれている中、小学3年生のハルサムを1人で碁会所に行かすのは流石に不安です。
そこで囲碁の先生にネットでの対局をお願いした次第です。
最近、囲碁の先生にどんどん勝っていくので、ハルサムより強い先生がだんだん少なくなってきました。
今日対局を頼んだ先生は6段の先生です。この先生にはハンデ2子でも一度も勝ったことがないのでハルサムも一目置いています。ハルサム自身この先生との対局を一番楽しみにしているのです。
12時から14時までEテレの新春囲碁対局を観たあと対局がスタートしました。
先生もこの新春囲碁対局が観たかったようでこの時間になりました。
おそらく囲碁が好きな人は皆さんこの番組を観たのではないでしょうか?
ちなみにこの新春囲碁対局では12歳の中邑菫初段と芝野虎丸王座の記念対局が行われました。ハルサムは現在9歳ですが、今年で中邑菫初段がプロになったときと同じ年齢になります。
プロの囲碁棋士を目指すハルサムからすると中邑菫さんは憧れの存在なのです。
当然ハルサムは10歳でのプロ棋士になることはできませんが、今自分ができることを必死でやっています。
これだけがんばっているので親としてはプロになれるよう最大限サポートしてあげるつもりです。
しかし、本来一番伸びるであろうこの時期にコロナウイルスの感染の拡大で自由に対局すらできない状況はハルサム自身歯がゆくて仕方ないと思います。
ただ、この経験は間違いなくハルサムにとって良い方向に向かわせてくれると信じています。
それでもこうして囲碁の先生が正月早々ネット対局をしてくれることに感謝しかありません。
対局は今日も2子で行いました。
1局目は先生もハルサムも打つのが非常に早く1時間かからずに終わりました。
結果は先生の2目勝ちです。あともう少しでハルサムが勝てそうでした。
ハルサムは序盤で差が開いてしまったのを悔やんでいました。終盤でかなり盛り返したようですが、一歩及ばなかったようです。
先生からは以前より強くなっているとお褒めの言葉を頂きました。
それでもハルサムは自分の序盤の打ち回しに納得がいかなかったようです。
2局目はかなり難しい展開になったようで、1時間半ほどかかりました。
結果は先生の中押し勝ちです。中押し勝ちとは相手が投了して勝つことです。
序盤から激しい石の取り合いになり、最終的に一手の差で石をたくさん取られたハルサムが投了したのです。
先生からは自分のほうが形成が悪いと見るやどんどん攻めてくる姿勢はとてもいいことだと褒められていました。
囲碁を始めた当初からハルサムはどんなに強い相手であろうと攻める姿勢を貫いてきました。
その姿勢を評価されたことにハルサムはとてもうれしそうです。
今日は先生に2局とも負けてしまいましたが、ハルサムの顔はとても晴れ晴れしていました。
今年も困難な状況は続きますが、ハルサムをしっかり支えてあげたいと思います。