囲碁上達の鍵は詰碁にあり
こんばんは。ハルサムママです。
今日はとても寒い一日でした。
雨も朝から降っています。こんな日はできれば家でゆっくりしていたいです。
しかし、例にもれず、土曜日といえばハルサムの囲碁教室の日です。雨が降ろうが、いくら寒かろうが、ハルサムにはそんなこと関係ありません。
今日もがんばって囲碁教室につれていきました。
それにしても、このところ土曜日は雨ばかりです。来週の土曜日はハルサムの小学校の運動会なので、いい加減晴れてもらいたいところです。
今日は寒いせいか生徒が少なかったです。6人いる生徒のうちハルサム含めて3人しかいませんでした。
教室はいつものように講義のあとに先生との対局です。
まず、講義では6個の問題が出されました。問題は次に打つとしたらどこかという問題です。A、B、Cの選択肢の中から選びます。
結構難しいようで、みな頭を抱えていました。
そんな中ハルサムは一人あっという間に終わらせていました。
初段には簡単な問題だったようです。
でも、私はこの講義の内容はいいと思いました。
普段ここまで頭を使って考えるということはしないで打つことが多いと思います。
考えて囲碁を打つという感覚をもってもらうにはうってつけの問題ではないでしょうか。
講義が終わりハルサムお待ちかねの対局の時間です。今日の相手は4段の先生です。
この先生とは何度も対局していますが、5回やって1回勝てるかどうかといったところです。
でも、最近ハルサムはかなり詰碁の本をやり込んでいるので、以前よりは強くなっているはずです。
ハルサムも今日の対局はいつも以上に気合が入っています。
対局が始まりました。
1局目はお互いにいい感じで打てているようで、最後まで打ち切りました。
結果はハルサムの10目半の勝ちでした。
まず、先生から1勝です。
2局目はハルサムが優勢にすすめ、先生が投了し、中押し勝ちしました。
先生は以前に比べ強くなったハルサムに驚いていました。
先生も負けっぱなしではいられないので、もう1局申し込んできました。
時間はまだあったので、今日最後の対局です。
最後の対局もハルサムの勝利です。
ハルサム的に危ない場面はほとんどなく、押し切った感じです。
先生は完敗だとなげいていました。そして、ハルサムの打つスピードに感心していました。
確かに私の目から見ても以前より着手が早くなった気がします。
教室から帰る時、ハルサムにどうしてこんなにも着手が早くなったのか聞いてみました。すると、こんな答えが帰ってきました。
自分が思った形にするために打ってるから。
どうもハルサムは盤面の石のおいてある位置を見て自分の理想の形になるようにうち進めているようです。
今までは相手の手を見て、相手に合わせて打っているところがあったと思います。
そこが変わってきたようです。
それは明らかにやり込んでいる詰碁の成果です。やはり囲碁も勉強をすることが上達の近道であることがわかりました。
おそらく今日の手応えを胸にもっと精進し続けることでしょう。
今後が益々楽しみになってきました。