小学生の息子が囲碁を始めて変わったこと
こんばんは。ハルサムママです。
今日は息子のハルサムとあるニュースを観るため、NHKの夜7時からのニュースを観ました。
それは将棋の藤井聡太棋聖が木村王位を倒し、最年少で二冠を獲得したニュースです。
囲碁のプロを目指すハルサムにとって、種目は違えど日本の伝統文化の一つである将棋で歴史的瞬間を目の当たりにすることができることはなかなかありません。
将来自分が囲碁の世界でこのような偉業を達成できることを思い描いているのかも知れません。
ハルサムが囲碁に初めて触れたのは、去年の2月のことです。
学習塾主催のイベントで初心者向けの囲碁教室がありました。
この教室ではプロの先生がルールを教えてくれました。このときの授業で、1時間半ほどで石取りゲームができるようになりました。
主人もその教室を見学しており、一緒に石取りゲームのルールをを覚えていました。
その後ハルサムと主人は一緒に9路盤という小さな碁盤で石取りゲームを楽しんでいました。
それから2ヶ月ほどして、私が近所で無料の囲碁教室をやっているのを見つけました。
ハルサムに囲碁教室に通いたいかたずねたところ行きたいというので、その教室に入ることになりました。
ハルサムはこの時小学2年生になっていました。
その教室で更に囲碁にのめり込みました。その教室に通いながら、もう一つの教室にも通うことになりました。
しかし、ここで問題が。どちらの教室もあるのは土曜日で一つは午前、もう一つは午後なのです。それでもハルサムがやりたいと言うので毎週土曜日は2つの教室をはしごしていました。
しかも、教室同士の距離が自転車で20分以上かかるので移動も大変でした。
そこから1年以上が経ち、ハルサムは現在では初段にまでなりました。
更に強くなることを目指して今までの囲碁教室をやめ、家から1時間ほどのところにある別の教室に入りました。その教室の先生はプロではないですが、プロの囲碁棋士のもとでの修行経験があるのでかなり強いです。そこで大人の人と一緒に勉強しています。
本来であればプロの囲碁棋士のいる教室に通わせてあげたいのですが、なかなか近くにありません。本人は遠くてもいいとは言うのですが、コロナウイルスが収束していない状態で通わせることには躊躇します。
様々な囲碁教室に通わせながら気づいたのが、ハルサムの適応力の高さです。
最初は子供同士でも、もじもじして自分から積極的に 対局を申し込んだり、質問をしたりできませんでした。
それが今では大人の人と一緒になって授業を受けたり、大人に対局を申し込んだり積極的になりました。
更に囲碁は礼節を重んじるので、あいさつや対局態度が悪いと厳しく注意されます。初めは落ち着きのなかったハルサムも今では何時間でも集中して対局をしています。
また、大人との会話もしっかりしてきました。今まではボソボソ聞き取れない声で話していたのが、ハキハキと自分の意見を言えるようになったのです。
囲碁でつちかった集中力は勉強にも生かされています。宿題や課題にはものすごい集中力で取り組みます。本を読むときも集中して読めるようになりました。
今ではハルサムに囲碁をさせて良かったと思っています。
今後も囲碁のいい点についてかいていこうと思います。