ハルサムは立ち直りが早かった

こんばんは。ハルサムママです。

私の息子ハルサムは小学３年生です。囲碁の棋士をめざして日々囲碁の勉強をしています。

今朝起きると息子のハルサムは昨日の対局で負けが続いたことでかなり凹んでいます。

最近調子良かったので、こんなに負けるとは思っていなかったようです。

誰でも調子いいとき、悪いときはあるよと言い聞かせました。

それでどれだけ立ち直れるのかはわかりませんが、わかったと言っていました。

そして今日も対局があります。

囲碁教室の先生がうちの近くに住んでおり、近所の公民館的なところで打つことになったのです。

ハルサムが小学校から帰ってくるとすぐに対局場所へいっしょに向かいます。

昨日のこともあるのでまた自信をなくすのではないかと心配です。

当の本人は先生と対局ができることでルンルンです。

どうも昨日のことはもう忘れてしまったのかもしれません。子供は立ち直りが早いですから。

対局場所へ着くと先生が先に来ていました。

息子をお願いしますと言って帰ろうとすると、先生から急になにか入った袋を渡されました。袋の中を見ると包装紙で包まれたなにかが入っています。

先生は今日出かけたので、そのついでに今川焼きを買ってきましたと言っていました。

先日、囲碁教室へ先生を車で送ってあげたお礼だそうです。こちらはただで囲碁を教えてもらっているのに、まだなんのお礼もしていません。本当に申し訳ないです。

年配の方はそのあたりの礼節というものがしっかりされていることを今更ながら再認識しました。

次会うまでになにか用意しておこうと思いながら、対局が終わるまで家で待機です。

対局の終わる予定時間に迎えに行きました。

2人で楽しそうに盤面に碁石を並べて話しています。まるでおじいちゃんと孫のようです。知らない人が見れば間違いなくこう思うと思います。

先生にお礼を言うと毎週月曜日にここで打ちましょうと言われました。ハルサムはそれを聞いて嬉しそうです。しかし、私はハルサムのために先生の時間を毎週割いてもらうのは気が引けます。

それを察知したのか先生は私は毎日することがないので対局できるのが楽しみなんですと言われてしまいました。そう言われては断ることも出来ずに毎週月曜日に対局をお願いすることにしました。

ハルサムは大喜びです。やはり強い人と沢山打ちたいというのがあるようです。

帰り道今日の出来を聞きました。

今日は4回対局をして1回勝ったようです。3回負けた以上に先生から1勝できたことが自信につながったのかとても晴れ晴れとした顔をしています。

今日の対局のことを話している姿はとても満足そうに見えます。

どうやら昨日のことはもう完全に頭にないようです。

これからもこうやって突き進んでいってほしいですね。