『二番目の悪者』を読んで
こんばんは。ハルサムママです。
皆さんは『二番目の悪者』という本をご存知ですか?
今日はこの本を読んだ感想をまとめていきたいと思います。
我が家ではハルサムが好きな本を図書館から借りてあげるのが習慣になっています。
コロナウィルスの感染拡大前までは、図書館に行ってハルサムに本を選ばせていました。しかし、この状況下ではそれもままならず、私や主人がハルサムが読みたそうな本を予約して借りています。
今回選んだ『二番目の悪者』はハルサムが小学校から持って帰ってきた読書案内にあった本です。読書案内には高学年向きと書いてありましたが、ハルサムが読みたがっていたので借りることにしました。
この本は文章が少なく絵本のようです。なのであっという間に読み終えました。
内容は物語というより寓話です。
一つの大きな教訓を読んだ人に与えてくれます。
ハルサムはいまいちこの本の言いたいことがわかっていませんでした。
しかし、私と本の内容を話し合っているうちにこの本の伝えたいことを理解することが出来ました。
その教訓とは事実を目で見て判断すること。
この本ではうわさ話を信じることの愚かさを強く訴えかけてきます。目で見て初めて信じることの重要性を説いています。
子供向けの本にしては重い内容ですが、きっとこの本を読んだことでうわさ話の愚かさを知ったことと思います。
私は最近似たような本を読みました。『FACTFULNESS』という本です。
現在ベストセラーになっています。こちらの本は大人が読む本です。ビジネス書ランキングで現在1位です。
この本でも事実を見る目をしっかり持つことの重要性を説いています。
人間は先入観で支配されていると言っても過言ではありません。
その先入観が邪魔をして真実を知ることをおろそかにしてしまいます。
事実をしっかり知ることが重要なのです。
この本では事実、今起きている本当のことに焦点を当てています。
そして、事実を知っている人間が世の中にはとても少ないことを教えてくれます。
特に教養がある人ほど。
『二番目の悪者』であれば、『FACTFULNESS』より簡単に読むことが出来ます。
子供はもちろん大人も『二番目の悪者』を読んで事実に目を向ける必要性を学んでほしいと思います。
子どもたちにはうわさ話を信じるような大人にならないように今から『二番目の悪者』を読んでほしいと思います。
私は課題図書にしてもいいくらいの良書だと感じました。
児童書も悪くはないですね。