おっとりした生活をめざして
こんばんは。ハルサムママです。
毎晩ハルサムと私は寝る前に寝室で読書をします。
二人で読書を1時間ほどしたら電気を消して寝るという毎日です。
これは2歳位からほぼ毎日続けています。
寝室にはハルサム用の本棚がありそこから、好きな本を取って読んでいます。
これもハルサムを本好きにさせるため、夫婦で話し合って決めた方法です。
ただ、背の高い本棚だと地震の時倒れてきて危ないので背の低い本棚を使っています。
また背の低い本棚のメリットとして、小さい子どもでも本を選びやすいという点が挙げられます。ハルサムが小さいときは本棚から読んでほしい本を選ばせて、持ってきた本を読んであげていました。
小学3年生になった今では自分で好きな本を持ってきて読んでいます。
今日は先日買った『ねこと王さま』を読んでいました。
普段読んでいる本より字が大きいのでかなりのスピードで読んでいました。気づくと電気を消す前にすべて読み終わっていました。
この『ねこと王さま』は私も読んでいたので、王様とねこの生活についてどう思ったのかを聞いてみました。するとこんな答えが返ってきました。
「おっとりしていて、しあわせそう」
うまく王様とねこの生活を表している言葉だなと思いました。
確かにこの本に出てくる王様とねこは、うんのわるいできごとがあったのに、おっとりしています。けっしてギスギスすることがありません。
自分にとって良くないことが起これば普通は不安に襲われ、ギスギスしてしまいそうです。
そのギスギスしていない生活がハルサムにはおっとりと映ったようです。
そして、そのおっとりした生活はハルサムにとっては幸せを思わせるのだと思います。
実際私達家族はそのおっとりした生活を送っているのでしょうか?
改めて考えるとなんだか毎日ギスギスした生活を送っています。
本当はハルサムが言う、おっとりした生活が幸せだとわかっているはずなのに、どうしても何かに追われギスギスしてしまうのです。
その何かとは、将来への不安だったり、仕事上の不満だったりいろいろです。
もしかしたら、ハルサムは親のギスギスした心の内側が見えているのかもしれません。そして、おっとりした幸せを感じたいのだとしたら、親として一体何をすればいいのでしょう。
ハルサムが大きくなるにつれて、自分の思ったことをしっかり言えるようになってきました。でも、その言葉が私に大きな課題をぶつけてきます。
明日からおっとりした生活を目指して無理せずがんばっていこうかなと思います。