読書感想文課題図書『ねこと王様』はストレス社会の癒やしです
こんばんは。ハルサムママです。
先日、紹介した『青いあいつがやってきた』を買ったときに『ねこと王様』という本も一緒に買いました。今日は『ねこと王様』について書いていこうと思います。
『ねこと王様』は『青いあいつがやってきた』と同じ、青少年読書感想文全国コンクール課題図書です。この本の対象は小学校低中学年のようです。
先日『青いあいつがやってきた』を読んだ時、児童書も大人が読んでも楽しいことを発見し、この本も読んでみることにしました。私はこの本を大体、40分ほどで読むことが出来ました。
この本のあらすじです。あまり細かく書くとネタバレになるので簡単に書いていきます。
王様とねこの住むお城が「うんのわるいできごと」でなくなってしまいます。
この「うんのわるいできごと」で住むところをうしなったねこと王様の生活が主なお話の内容です。
本当なら住むところをなくしたりすれば、悩んだり、かなしんだりするのが普通です。私だったら急に家がなくなったら、パニックです。
しかし、このねこと王様は違いました。
この二人はなやむどころか前向きにほのぼのとした生活を送っていきます。
王様は城にいたときと同じ生活を送ろうとし、ねこはその王様の生活をサポートする。
これは実際城にいたときと同じです。
そんなほのぼのとした生活を送る中、またも「うんのわるいできごと」に遭遇します。
そして・・・。
なんとなーくゆるーい感じで進んでいくお話ですが、とてもこころおだやかに読むことが出来ました。
ねこと王様との友情の物語と言って良いかもしれません。
毎日のようにさまざまなストレスにさらされている人は、読んでみてほしいです。
無理をせず、自分のできることをやり、全てにおいて楽しむことを基本とした生き方。それをぜひ読んで感じてみてほしいです。
更に、人は周りの人に支えられ、生きていることを思い出させてくれる作品でもあります。
一人でいっぱいいっぱいになったらこの本のことを思い出しながら頑張れる気がします。
そう言えば、最近主人が会社のストレスチェックを自宅のパソコンでやっていました。その結果を見せてもらうとかなりのストレスが溜まっているという判定でした。
なんでも自分で解決しようとするところがあるので、この本を見習って、すこし自分を緩めてほしいです。
もしかすると『ねこと王様』は大人と子供で感じ方が全く違う作品なのかもしれないです。
ハルサムが読み終わったら感想を聞いてみようと思います。